11月2日(火曜日)日帰りのバスツアーで奈良の平城宮跡で開催している平城遷都1300年祭(4月24日~11月7日)に行ってきました。
往復13時間、見学3時間でほとんどバスの中でしたが、平日のため席が空いていてバスの中は快適でした。
公式ホームページ
http://www.1300.jp/about/index.html
今回の旅行の目的は、
a)大極殿や朱雀門は、当時どんな色をしていたのか?
b)平城宮跡で発掘された木簡(もっかん)を観ることです。
a)奈良のお寺などに行くと、退色した渋くて存在感のあるお堂も柱を観て、「シブいな~。やっぱり”わび・さび”は日本の心だ~」などと思ってしまうが、それは完璧な勘違いです。
侘(わび)と寂(さび)は室町時代の金持ち層の美意識の1つで、一般庶民が貧しい様子に感動するはずがありません。古代、日本の支配層が仏教の導入を積極的に進めたのは、別に仏教思想に感銘した訳ではなく、仏像や寺院建造物にある最先端の鋳造技術や建築技術がほしかっただけです。
権威の象徴として巨大な建造物や仏像を作ったはずです。従って建造物や仏像は金ピカでなくてはなりません。
b)平城宮跡資料館には 木簡(木に墨で文字を書いたもの)を展示しているので観てきました。博物館や美術館の楽しみは、館のみで販売している書籍があることです。とにかく安い。
長屋王家の木簡の写真
http://ameblo.jp/joutou-koneko/image-10561013924-10587805874.html
平城宮跡資料館では写真を撮ってこなかったので、
以下は、ジョウトウの右往左往 さんのブログからリンク
遺構展示館 VII 宮内省復原建物
http://ameblo.jp/joutou-koneko/theme-10021586223.html
平城宮跡資料館
http://ameblo.jp/joutou-koneko/entry-10561013924.html
この資料館で木簡データベースがインターネット上で公開されていることを知りました。早速、使ってみました。
奈良文化財研究所
http://www.nabunken.jp/Open/mokkan/mokkan2.html
画面の下側にある 検索 の文字をクリックする。
以上です。